「マンスリーマンション安いね。日本の家、高いと思っていたら、意外に安い。マンションが20万円? でも僕、ワンルームでいいよ。無駄は嫌いだから。それなら1/5位の値段で済むでしょ。」「いえ。今回ご用意したのは、高級とは言えワンルームのマンションです。日本の一般的なワンルームだと、あなた方の感覚からするとさすがに狭過ぎると思いこうしたのですが。」「ちょっと待って。何? ワンルームのマンションって。信じられない。日本にはそんな家があるの? いったいどんな造り?」「どんなって…、ごく普通のワンルームですが。ビルの一室の。」
マンスリーマンションは特に期間が決まっている時の住む所として最適です。マンスリーマンションには家電や家具が揃っているので、新たにそれらの生活用品を揃えなくてもすぐにマンスリーマンションに住み始めることができます。マンスリーマンションを退去するとき、買っていた家具や家電などがないので、身一つで移ることができます。マンスリーマンションではこういった生活に必要な設備が付いている分、賃料としては通常の賃貸物件よりもやや割高になる所が多いですが、無駄に家具や家電を揃えなくてもよく、あとで余って困ることもないので、そういったことから考えるとかなりお得です。
マンスリーマンションは海外では通じない和製英語です。海外の英語圏でマンスリーマンションを探したい場合、アパートメントホテルがそれになりますが、実際の英語表現は「ApartmentHotel」「ApartHotel」「Aparthotel」「ServiceApartment」などと様々です。ただしアパートメントホテルの場合、レストランやクリーニング(衣服)などのサービスがあるのが普通です。だからサービスアパートメントという言葉もあるのですね。
マンスリーマンションは自宅を新築・改装する時などの工事中にも便利に利用できます。こういった工事にはある程度決まった期間、自宅を離れることが必要になります。設備の整ったマンスリーマンションならこういった仮の住居としても快適に過ごすことができます。
「マンスリーマンションじゃなくても、喜多方だけは民宿とかホテルにしたら。」 そう妻は言いましたが、それでは自炊ができません。この旅は食べたラーメンの味の秘密を試行錯誤して見つけることにあるので、自炊ができないところに宿泊するわけにはいかないのです。「じゃあ、ここだけ普通のマンションを借りちゃうとか。結構安いみたいよ。」「おーい。頭をちゃんと使ってくれよ。」「それどういうこと?」 妻はちょっとむっとした顔でこちらを向き、そう言いました。私はそれに対して「家財道具はどうするんだよ。」と若干きつい口調で言い返しました。