マンスリーマンションを利用する人には、最近の雇用形態として注目を浴びている派遣社員の人も多くいます。派遣社員は一定期間一つの企業で仕事をすれば、また次の企業へと職場を変えていくので、マンスリーマンションをその都度の拠点として移り住むという方法をとることができます。マンスリーマンションは同じようにビジネスマンが利用する場合でも、企業が斡旋していることもあります。長期の出張や研修などが多い企業では、社員用の宿泊先としてマンスリーマンションを社員に割り当てることで、経費を節約することができるからです。
マンスリーマンションはビジネスホテルと比べると一回り以上、部屋の面積が広いのが特徴です。基本的に窓は開かず、バルコニーには出ることができないビジネスホテルと比べると、マンスリーマンションは窓を開けることもバルコニーに出ることも自由です。日本人ならお風呂とトイレの形態にこだわる人も多いと思います。通常のビジネスホテルではお風呂とトイレが一体になったユニット型と呼ばれる形態であることが多いです。これではお風呂に入ってもゆっくりとできず、誰かがお風呂に入っているときはトイレに行くことをためらってしまうということも多くあります。マンスリーマンションではお風呂とトイレが分かれたセパレート型なので、ゆっくりとお風呂に入ることができ、トイレも気兼ねなく利用することができます。
マンスリーマンションとはまた違った形のその物件は、2DKでそこそこいい値段です。しかし間取りを見たところ、そこにはシステムキッチンはあるものの、「冷蔵庫」ではなく「冷蔵庫スペース」と書いてあります。もしかして冷蔵庫はついていない? それは違いました。
マンスリーマンションなら家具、家電、その他の備品が揃っているから、絶対その方がいいとS氏は力説しました。しかしI美はこう言います。「そんなもの、安売り店で買いそろえればいいじゃない。東京ならかなり安い店もあるでしょ。」
マンスリーとつく言葉はかなりいろいろ考えられます。月刊誌であればマンスリーマガジン、毎月出すレポートであればマンスリーレポート、マンスリーコンサート、マンスリーミーティング、マンスリーテストなど。しかしインターネットでマンスリーを検索してみると出て来るのはほとんど一つの単語だけ。それはマンスリーマンションです。